新郎から新婦に対してもらった結納を分相応にしてお礼をする「結納返し」。
「こちらこそよろしく」という想いを込めて返すため、できればお金ではなくきちんとしたものを贈りたいですよね。
しかし、その記念品は何を選んでいいのか分からないと悩むこともあるでしょう。
結納返しは相手の品よりも豪華ではいけないというのがマナーですが、質素過ぎでもいけません。
今回は、結納返しをするおすすめの記念品をご紹介します。
定番の2品
結納返しは必ずこれと決まったものはなく、時計やネクタイなどの小物系が記念品として選ばれることが多いです。
この2つはどんな体型でも合わせられ、手軽に持ち運べることから人気は高くなっています。
新郎側も実用性が高く、それでいて肌身離さず仕事場にも持ち込んでいけます。
スーツも記念品としてアリ
ただ、定番の品物は相手側も持っている可能性もあります。それに定番過ぎてあまりプレゼントとして喜ばれないのではと思いますよね。
そんなときにはスーツなどの洋服はいかがでしょうか。
スーツも日常で使えますし、新調したスーツなら仕事もより磨きをかけてくれるかもしれません。
サイズを確認する必要がありますが、オーダーメイドなどで一緒に行って購入するというのも面白いと思います。
礼服は両親に喜ばれます
スーツは沢山持ってるから…と悩んだ場合には礼服にするというのも一つの手です。
若い新郎ですと意外にスーツは持っていても、礼服は全く持っていないこともあります。
これからしっかりとした家族になる意味を込めて贈るのも良いでしょう。
さらに礼服は相手の両親からも喜ばれるものです。もちろん新郎側が礼服を持っていないことが条件ですが、毎日使うものでなくても役に立ちます。
必ずしも結納返しはしなくてもいい?
記念品として選ばれるものは飾るものではなく、日頃から使えるものが圧倒的に多いです。
ただし、結納返しは必ずお返ししなくてはいけないものではなく、気持が大事となります。確かに正式には結納の半額を返すのがマナーとありますが、負担になるようならお互いに相談して決めてみた方がわだかまりもなくスッキリします。
そして、もし記念品をあげることになれば、負担をできるだけ少なく新郎側が将来使えそうなアイテムを選んであげましょう。